ボーダーコリーは抜け毛が多い?ブラッシング他、自宅でできるお手入れ7種類まとめ!

ボーダーコリー10

ボーダーコリーはダブルコートの犬種なので、日頃の小まめなお手入れが欠かせません。

ケアが不足すると皮膚疾患になったりするので、正しい方法でケアしてあげることを心がけることが大切です。

この記事ではボーダーコリーのお手入れ方法についてまとめました。

ボーダーコリーは抜け毛が多いの?

ボーダーコリー

一般的にボーダーコリーは抜け毛が多い犬種といわれます。

ダブルコートなので、換毛期である春~夏と秋~冬の季節の変わり目には特に多くの毛が抜け落ちますよ。

ボーダーコリーだけではなく、他のコリー系犬種の抜け毛も多いといわれています。「ビアデッドコリー」や「ラフコリー」と毛の抜けやすさは変わりませんが、ボーダーコリーの方が毛が短いので量は少なく見えるのです。

 

原因

考えられる原因

換毛期
病気

ボーダーコリーの被毛は、アンダー(下毛)とオーバー(上毛)の2層構造になっています。

換毛期の抜け毛の多さは体を気温から守るための生理現象なので心配はいりません。換毛期以外の時期に抜け毛が多い場合は、病気の可能性があるので病院で診断を受けることをおすすめします。

 

おすすめのブラシ1. 「ファーミネーター」

多くのトリマーさんやプロに愛用されているブラシです。

慣れれば面白いほどたくさん簡単にアンダーコートが取れるので、換毛期のお手入れが楽にできますよ。ただ、力の入れすぎには気をつけてくださいね。

 

おすすめのブラシ2. 「スリッカーブラシ」

曲がったピンが植え込まれた金属製のブラシです。

大量の毛が簡単に取れますが、皮膚に当たると痛いので力を入れずに使ってあげてください。このブラシで毛に挟まったゴミを取り除いたり、毛玉を解いたりできますよ。

通常の固いタイプだと皮膚を傷付けそうで怖いという方は、ソフトタイプもあります。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ1:ブラッシング

ボーダーコリー

ボーダーコリーは抜け毛が多いので、皮膚の健康を保つためにも定期的なブラッシングが欠かせません。

スリッカーブラシとコームを用意し、スリッカーブラシで余分なアンダーコートを根元から取り除いたあとにコームで細かい部分や残った被毛を取るようにします。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ2:シャンプー

ボーダーコリー

シャンプーは体を清潔にするだけでなく、皮膚炎のケアや抜け毛対策にも有効です。月1回を目安にするといいですよ。

抜け毛が多い換毛期などは排水溝に抜け毛が詰まってしまうおそれがあるので、シャンプー前にあらかじめブラッシングをしておくことをおすすめします。

お湯の温度は35℃前後、お尻から後ろ足、背中、胸、前足、顔の順番で指の腹を使ってマッサージをするように洗ってあげます。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ3:トリミング

ボーダーコリー

ボーダーコリーに限らず、犬の被毛には断熱や紫外線から体を守る役割があります。

ブラッシングとシャンプーで余分な毛を取り除いてあげることができれば、必ずしもカットやトリミングは必要ではありません。

トリミングのメリットとしては、お尻周りや足回りの毛を定期的の清潔を保てることが挙げられますよ。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ4:爪切り

ボーダーコリー

爪の伸びる長さには個体差があるので、フローリングなどを歩くときに爪の当たる音が聞こえたら爪を切るようにします。

爪の深い部分には血管や神経が通っているので、犬専用の爪切りを使って血管を傷つけないように先端から少しずつ切るといいですよ。

うまくいかない場合や嫌がる場合は無理をせず、動物病院やペットサロンにお願いするのもおすすめです。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ5:耳掃除

ボーダーコリー

耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行います。

「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ6:歯磨き

ボーダーコリー

定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。

指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。

 

ボーダーコリーの日々のお手入れ7:肛門絞り

ボーダーコリー

ウンチをした際に一緒に分泌液を肛門嚢(こうもんのう)に溜める性質があります。

シャンプーの時に一緒に肛門しぼりをやるのがおすすめです。肛門しぼりは、肛門に対し4時と8時の位置にそれぞれ指を置いて強く押し込みながら持ち上げるとできますよ。

 

小まめなケアを心がけてコミュニケーションを!

ボーダーコリー

ボーダーコリーとの生活をより快適にするためには、小まめなケアが欠かせません。

定期的なブラッシングをはじめとしたケアを心がけると、愛犬とのコミュニケーションもこまめに取ることができますよ。

いきなり全てを始めようとするのではなく、できることから少しずつ始めてみてくださいね。

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