ビーグルが気をつけたい病気や症状9選!治療法や対策法は?

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体が丈夫で飼いやすいビーグルですが、全く病気にかからないわけではありません。

ある日突然ビーグルが病気になっても落ちついて行動ができるように、事前にかかりやすい病気について勉強しておくと安心ですよ。

この記事では、ビーグルがかかりやすい病気についてまとめました。

ビーグルが気をつけたい病気・症状1. 椎間板ヘルニア

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ビーグルは、「椎間板ヘルニア」を発症しやすい犬種です。

「椎間板ヘルニア」は、激しい運動や老化が原因でクッションの役目をする椎間板が傷つくことで内部の髄核が飛び出してしまう病気です。

神経を圧迫するので麻痺や痛みが症状としてみられますよ。

 

治療法

軽症であればステロイドなどの消炎剤での治療を行いますが、悪化している場合は手術を行うこともあります。

 

対策

「太らせないこと」と「激しい運動を避けること」が一番の対策になります。

肥満や激しい運動は脊椎の椎間板に負担がかかるからです。成長段階に見合った適度な運動を心がけることが大切ですよ。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状2. 糖尿病

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糖尿病は「インスリン」という血糖値を抑えるホルモンが不足することで発症、様々な病気を併発します。

食事を取っているのに痩せてくる場合は糖尿病が疑われます。多飲多尿などの症状がみられ、悪化すると昏睡状態に陥ることもありますよ。

 

治療法

糖尿病の治療はインスリン注射を生涯続けなければなりません。

適切な食事の回数や内容を考えたうえでの食事療法や、適度な運動も併せて行います。

 

対策

糖尿病は対策が何よりも大切です。

適度な食事と運動を心がけることや、定期的に動物病院で血糖値をみてもらうことがおすすめですよ。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状3. 白内障

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白内障は眼の水晶体が白く濁り、発見が遅れると視力を失うこともある恐ろしい病気です。

「老化」のほか「外傷」や「糖尿病」が原因で発症し、「物にぶつかる」「よろめく」といった症状がみられます。

 

治療法

視力がまだ失われていない場合は、点眼薬や内服薬で進行を抑える治療を行います。

日常生活が困難なほど進行している場合は外科手術を行わなければなりません。「糖尿病」が原因である場合は糖尿病の治療を優先的に行います。

 

対策法

明確な対策法がないので、早期発見&治療が大切です。

高齢になったら普段から注意深く観察することが、早期発見と症状の進行を遅らせることに繋がります。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状4. クッシング症候群

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クッシング症候群は「副腎皮質機能亢進症」ともよばれる病気です。

副腎皮質ホルモンの亢進(過剰分泌)が原因で発症し、「多飲多尿」「お腹の膨れ」「筋肉の減少」などの症状のほかに胴体部分に対照的な脱毛がみられます。

 

治療法

副腎皮質ホルモンの働きを弱めるための投薬治療が行いますが、治療は一生続けなければなりません。

腫瘍によっては放射線治療や外科手術を行うこともあります。

 

対策

明確な対策法はありません。

気になる症状が見られた場合には動物病院の診察を受け、早期発見・早期治療を心がけることが大切ですよ。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状5. てんかん

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てんかんとは「てんかん発作」をくり返し起こす脳の病気のことで、「全般発作」と「部分発作」の2種類があります。

原因不明のことが多く、全般発作は意識なく体がぴんと張り詰めて立ち上がることができなくなります。部分発作は意識はあるものの、体の一部(四肢や顔)が痙攣してしまいます。

 

治療法

抗てんかん薬による投薬治療を一生続けます。

治療は完治を目指すものではなく、発作を抑える目的で行われます。

 

対策

てんかんの前兆症状をみつけることが大切です。

「ぼんやりする」「ぐるぐる歩き回る」「よだれを垂らす」などのいつもと違う様子がみられますので、てんかんを疑ってください。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状6. 皮膚病

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アトピー性皮膚炎は、ホコリやチリなどの物質に過剰にアレルギー反応を起こしてしまうことにより発症します。

かゆみや脱毛などが顔やお腹・手足にみられ、赤く腫れたようになります。慢性化してしまうと、黒っぽく色素沈着を起こすこともありますよ。

 

治療法

かゆみや炎症を抑えるための薬物治療が、主な治療です。

小まめな掃除やシャンプーで原因となるアレルゲンを減らし、保湿を行うことで皮膚のバリア機能を正常化することにも繋がります。

 

対策

こまめな皮膚のケアや室内の掃除を心がけ清潔な環境を作ることが大切です。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状7. 膝蓋骨脱臼

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膝蓋骨脱臼とは、後ろ足の膝蓋骨が滑車溝から内外へはずれてしまう状態を指します。

先天性、もしくは打撲・落下などが原因で発症しますが、初期段階では無症状のことが多いです。症状が進行すると、跛行(患部の足を上げて歩く)が多くみられるようになります。

 

治療法

外科手術で膝蓋骨を正常の位置に戻します。

しかし、症状が進行しすぎている場合などは手術ができないこともあるので、少しでも症状がみられたら病院へ行くことをおすすめします。

脱臼に付随して変形性骨関節症を発症している場合には、痛みを和らげるための内科治療も行われます。

 

対策

膝に負担をかけないことが大切です。

フローリングの床に滑り止めのマットや絨毯を敷いてあげると良いですよ。先天性の場合は、因子を持つ親からの繁殖を避けることが予防になります。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状8. 外耳炎

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外耳炎は、真菌や細菌、寄生虫など様々な原因で発症する病気です。

外耳炎に炎症が起こるので、痒みや痛み、ベトベトした耳垢が溜まるなどの症状がみられます。

 

治療法

耳の洗浄と併せて、原因を取り除く治療をします。

真菌や細菌などが原因であれば、抗真菌剤や抗生物質を用いて治療します。ミミヒゼンダニによる寄生が原因であれば、駆除薬を投与して治療します。

外耳炎は再発・慢性化しやすい病気なので根気よく治療する必要があります。

 

対策

小まめに耳垢が溜まっていないかをチェックして、定期的にケアをしてあげることが大切です。

 

ビーグルが気をつけたい病気・症状9. 涙やけ

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涙やけは「流涙症」とも呼ばれ、何らかの原因で過剰に分泌された涙が常に目から溢れている状態です。

涙腺や涙管のトラブルのほか、異物混入やアレルギー水分不足などが原因で発症し、目の周りが赤茶色に変色してしまいます。

 

対処法

目の周りを小まめに拭うこと、目元のマッサージが対処法になります。

マッサージをする場合は、力を入れすぎないように目頭から目下にかけておやゆびで優しく揉んであげてください。

 

対策

原因を明確にし、根本的な問題を解決することが大切です。

フードが体に合っていないのであれば、人口添加物などを使用していないものに変更するのもおすすめです。

健康な犬種だからこそ、日頃の観察が大切!

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丈夫な体が自慢のビーグルですが、一度発症すると完治の難しい病気にかかる可能性はあります。長期の治療が必要になることも少なくありません。

ビーグルとの充実した日々を過ごすためには、健康体とはいいつつ毎日注意深く様子を観察してあげることが大切ですよ。

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