人気の豆柴と柴犬の違いを比較!大きさや体重は?寿命は?

柴犬

最近、人気が急上昇中の豆柴をご存知ですか。小さくて愛らしい犬種ですが、柴犬とは何が違うのでしょうか。

この記事では豆柴と柴犬との違い、豆柴の大きさや体重、寿命についてまとめました。

 

豆柴はどんな犬種?

豆柴
豆柴は小さい柴犬同士を掛け合わせてできた犬種です。

JKCなどで公式には認められていませんが、「豆柴」として広く知られています。和風総本舗に出ている豆助が有名ですね。

 

柴犬の違い

容姿面では大きな違いはありませんが、豆柴と柴犬では大きさが違います。性格面では豆柴のほうがやや甘えたがりな性格をしていますよ。

また、柴犬の亜種である豆柴は第二次世界大戦後の1955年ごろに誕生しましたが、柴犬との関わりは長く縄文時代から人間と共に生活をしていた歴史があります。

 

豆柴の迎え入れについて

豆柴

迎え入れの方法

迎え入れ方法は、「ブリーダー」経由がメインになります。

豆柴はジャパンケンネルクラブ非公認の犬なので、ペットショップで見る機会はほとんどありません。

 

価格

販売価格

25~50万円

ブリーダーさんや毛色などによってバラツキはありますが、25~50万円の価格で取引されていることが多いです。

 

豆柴を選ぶポイントについて

豆柴

選ぶポイント

価格で判断しない
柴犬として血統書がある
親犬を観察する

他の健康な豆柴を選ぶポイントは「価格で判断しない」「柴犬として血統書がある」「親犬を観察する」の3つです。

 

価格で判断しない

価格が高いからといって健康的な豆柴とは限りません

小さいほど高価になる傾向はありますが、あえて絶食させて小柄にしているなど健康的ではない場合があるからです。

 

柴犬として血統書がある

豆柴はほとんどの登録団体で公認されていないので、血統書は柴犬として登録されています。

豆柴を選ぶときには柴犬としての血統書が存在するか確認してください。

 

親犬を観察する

両親の大きさや体格などをみると、豆柴がどのくらい成長するか予想することができます。

親犬がもつ遺伝疾患が豆柴にも発症してしまうことがあるので、必ず親犬はチェックするようにしてください。

 

豆柴の基本情報について

柴犬

歴史

はっきりした歴史はわかっていません。

諸説ありますが、昭和25年ごろより京都の柴犬愛好家によって標準より小型の柴犬の繁殖が始まったのではないかとされています。

 

性格

豆柴の性格

従順
誠実
活発
警戒心が強い

基本的に豆柴の性格は柴犬と同じです。

柴犬と比べると若干甘えん坊な一面もありますが、警戒心の強さなどは柴犬そのもので知らない人に甘えたりすることは少ないです。

 

大きさや体重

大きさ

体高 30~34㎝
体重 4~6kg

豆柴は体高が30~34㎝で体重が4~6㎏ほどです。

世界最小犬種の「チワワ」と同じくらいの大きさですよ。柴犬と比べると体重は半分以下です。

 

被毛カラー

豆柴のカラーは大きく分けて赤・黒・胡麻・白の4種類です。

赤・黒・胡麻のカラーには「裏白」といって、顔の下や腹、胸の毛が白であるのが理想とされていますよ。

豆柴のしつけについて

豆柴は学習能力が高いので、しつけやすいです。

ただ、警戒心や自立心が強い一面があるので、ポイントを抑えたしつけ方を行う必要がありますよ。メリハリを心がけてくださいね。
 

豆柴の飼育グッズについて

豆柴

飼育グッズ

揃えたいグッズ

ケージ
トイレ用品
食器類
首輪やリード
ケア用品

「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」をまず揃えるようにします。

 

飼育環境

豆柴は屋内での飼育がベストです。

柴犬と同じダブルコートの犬種なので屋外飼育も可能ですが、夏は涼しく冬は暖かい、そして家族の姿が見える室内での飼育をおすすめします。

 

豆柴のお手入れについて

豆柴

豆柴のお手入れ項目

トリミング
シャンプー
被毛ケア
歯磨き
爪切り
耳掃除
目のケア

定期的なお手入れは、愛犬の健康状態をチェックする絶好の機会になります。

体の小さい豆柴にとっては、ほんの少しの異常が大きな病気につながることがあるので小まめなお手入れを心がけてあげるといいですよ。
 

豆柴の散歩について

豆柴

豆柴は小型犬にしては運動量が多いので、散歩の時間もしっかり確保してあげる事が大切です。

1日2回、各30分以上の散歩を心がけるようにしてください。

 

豆柴の寿命について

豆柴

平均寿命

11年前後

豆柴の平均寿命は約11年と柴犬に比べると短めですが、正しい健康管理を行うことで15年以上生きることも少なくないですよ。

 

豆柴の気をつけたい病気について

豆柴

気をつけたい病気

膝蓋骨脱臼
椎間板ヘルニア
緑内障
皮膚病

豆柴に多い病気は柴犬と同様で、「膝蓋骨脱臼」「椎間板ヘルニア」「緑内障」「皮膚病」などです。柴犬と比べるとストレスを感じやすいといった一面もありますよ。

特に皮膚が弱くアレルギーになりやすいので、異常を感じたら早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。

 

小豆柴(あずきしば)について

豆柴

豆柴はとても小さいですが、実は更に小さい小豆柴(あずきしば)という豆柴もいます。

小豆柴の大きさは体高24cm、体重2kg〜3kg程度です。ただ、小豆柴も正式な犬種としては認められていないので、豆柴と小豆柴の違いに明確な基準はありません。小豆柴かどうかはブリーダーさんによって判断されますよ。

犬好きなら一度は飼いたい犬種!?

豆柴

柴犬の素朴な見た目に小型犬の可愛らしさが合わさった豆柴は、犬好きの方なら一度は飼育を考える犬種ではないでしょうか。

まだ公認犬種ではありませんし悪質業者も存在しますが、これから公認する団体が増えれば更に人気が高まるといえます。

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