ワイヤーフォックステリアは元気いっぱいで遊ぶのが大好きです。
この記事ではワイヤーフォックステリアのしつけの仕方についてまとめました。特徴をふまえた上で適切なしつけをしてあげてくださいね。
目次
ワイヤーフォックステリア、しつけのポイントは?
小型犬ですがストレスを溜めると激しく暴れることがあるので毎日の散歩や、リード無しで自由に走り回る時間を作ってあげてください。
興奮して落ち着きがなくなってしまった場合は「ダメ」「ノー」と低い声で短く伝え、落ち着くのをまちます。
興奮しやすいワイヤーフォックステリアのしつけは1回5分程度の短時間で済ませ、少しずつ地道に継続して行うことがポイントです。
ワイヤーフォックステリアのしつけ1「トイレ」
出口の無いサークルを準備し、ペットシーツを敷き詰めます。
寝起きや食後に落ち着きなくソワソワし始めたらサークルの中に入れてオシッコをするまで待ちます。オシッコが出来たらおやつを与え、優しく声を掛けて誉めてあげてください。
失敗しても怒らず、オシッコをペットシーツで拭き取りトイレに置いておくと次のオシッコのときにその臭いにつられてトイレを探せるようになります。
ワイヤーフォックステリアのしつけ2「ハウス」
おやつを見せながら「ハウス」といってクレートまで誘導し、クレートの中におやつをおいて入るのを待ちます。
中に入ったら誉めてあげてください。「ハウス」という言葉だけでクレートに入るようになったらドアを閉め、直ぐに開けます。出てきたら誉める、ということを続けて徐々にドアを閉める時間を長くしていきます。
ドアを閉めても落ち着いて過ごせるようになったら、飼い主の姿が見えなくてもクレートの中で過ごせるように慣らしてくださいね。
ワイヤーフォックステリアのしつけ3「食事」
少量のドッグフードを器に入れて見せ、「おすわり、まて」と声を掛けます。
興奮して飛び上がったり、吠えたりする場合は器をさげ、落ち着くのをまちます。じっとしたら「よし」と声をかけて食べさせます。
「おすわり、まて、よし」ができるようになったら、食べている最中に体をなで、器の中に手を入れてください。食事を盗られることはないということを覚えさせ、食事に対する執着を持たせないようにします。
ワイヤーフォックステリアのしつけ4「スキンシップ」
母犬は子犬をなめて愛情を示します。飼い主が母犬代わりとなって全身をなでて、愛情を注いであげてください。全身を触られることに慣らしておくと、耳掃除や歯磨き、爪切りなどのケアがしやすくなり病気対策にもなります。また、剛毛のお手入れのためにサロンに行くこともありますので、触れられることに普段から慣らしておいてください。
ワイヤーフォックステリアのしつけ5「生活音に慣らす」
最初は室内でラジオやテレビを使って色々な音を聞かせます。
ドライヤー、チャイムなどの音にビックリする犬は多く、来客にほえ続けるクセがつくこともあります。子犬の頃から「大丈夫な音」と教えてあげてください。
屋外での音の対策は、ベランダや庭に抱っこしてでるところからはじめてください。
ワイヤーフォックステリアのしつけ6「人や犬に慣らす」
飼い主、家族、親戚や近所の人、子供というように段階的に慣らしていきます。
特に子供には興奮してケガをさせてしまう危険もあります。徐々に触れ合うことで慣れるようにするのがポイントです。子犬の頃の甘噛みはしつけでやめさせてください。そのままにしておくと不満があるときに物をかじるようにになり、人に噛みつくこともあるからです。
犬同士の場合はケンカを仕掛けないよう、抱っこしたままやキャリーバッグ越しの挨拶などをして少しずつ近づくようにするのがおすすめです。
性格にあったしつけ方を
ワイヤーフォックステリアは元気でハイテンションなので、毎日少しずつ継続してしつけをするのがポイントです。
しつけをしないでいるとワンパクに育つので、少しずつでも確実にしつけをしてあげてくださいね。