見た目が怖いドーベルマンですが、実はとても甘えん坊な犬です。
見た目とのギャップの他にも、かしこく世話がしやすいことからペットとしての人気が高い犬種ですよ。
この記事ではドーベルマンを迎え入れる時のポイントをペットショップ、ブリーダー、里親制度それぞれまとめました。
目次
ドーベルマンの子犬の迎え入れにかかる費用
ドーベルマンの子犬の迎え入れにかかる費用は、およそ30万円です。
親犬がコンテストなどで受賞歴があるなど血統の良さに比例して高くなる傾向がありますよ。
ドーベルマンをブリーダーから迎え入れる
メリット
見た目はもちろん、自分にあった性格や雰囲気を持つ子を選ぶことができます。
ブリーダーのもとでは、迎え入れようとしている子の親や兄弟を見ることができるからです。
その犬種のプロから飼育に関するアドバイスを貰えるのもうれしいですね。
注意点
優良なブリーダーと悪質なブリーダーを見極める必要があります。
動物愛護法が改正され対面販売が義務化されたため、たとえ遠方であっても気になる子がいた場合は自分で出かけ実際に確認するしなければなりません。
ドーベルマンを里親制度で迎え入れる
里親制度はインターネットや譲渡会、保健所などを介して迎え入れる方法です。
メリット
最大のメリットは、基本的に無料(輸送費や去勢・避妊手術費用を請求されるがある)で迎え入れることができるということです。
注意点
前の飼い主さんの元で虐待を受けていた子や、劣悪な環境で生活していた子など心に傷を負っている子も少なくないです。
警戒心が強く、心を開いてくれるまでにかなり時間がかかる可能性があります。
トライアルで一定期間一緒に暮らしてから最終判断をしても良い里親募集サイトもあるので、まずはトライアルで一緒に住んでみるのもおすすめです。
ドーベルマンの子犬を選ぶときにチェックしたいポイント
皮膚
皮膚トラブルを起こしていないかの確認も大切です。
皮膚が傷つきやすいので、頭や耳の先などに若干の抜け毛のような白い点があると注意が必要です。毛をかきわけて、ダニがついていないかも確認してくださいね。
目
ドーベルマンは目の病気にかかりやすい犬種です。
目が輝いているか、目ヤニがついていないかも重要なポイントです。
肛門周辺
肛門周辺が汚れていないかも併せて確認してください。
肛門が汚れていると、下痢をしている可能性が高く内臓に問題を抱えているかもしれません。
ドーベルマンの選び方、アメリカンタイプ、ヨーロピアンタイプ?
ドーベルマンには、アメリカンタイプとヨーロピアンタイプの2種類が存在し、血統書を確認することで判別可能です。
犬種登録をしている団体はJKC(ジャパンケンネルクラブ)とPD(日本警察犬協会)の2つあり、アメリカンタイプの登録が多いのはJKC、ヨーロピアンタイプの登録が多いのはPDですよ。
体型の違い
一般的にヨーロピアンタイプは「大型で筋密度が高くガッシリした体型」で、アメリカンタイプは「小型で引き伸ばされた美しい筋肉がある体型」をしています。
性格の違い
性格はどちらも「人懐こく愛情豊か」ですが、アメリカンタイプの方がおとなしい傾向にあるようです。
ヨーロピアンタイプは襲撃訓練等を教えてきた歴史から性格が荒いイメージを持たれがちですが、さほど他の犬種と変わりませんよ。
まとめ
ドーベルマンを迎え入れるのであれば、ブリーダー経由がおすすめです。ブリーダーは専門的な知識を持っていますし、いざという時に相談に乗ってくれるからです。
記事で紹介した内容を参考にしながら、自分にあった方法で迎え入れてくださいね。