愛犬となる子を選ぶとき、皆さんはどんなことに気をつけて選んでいますか。
一目惚れも悪くないですが、末長く一緒に生活していくためは外見や性格面もチェックも欠かせません。
この記事では、ラブラドールレトリバーを迎え入れる時にチェックしたいポイントについてまとめました。
目次
ラブラドールレトリバーの選び方
外見
耳まわりや毛並み(ダニなどがついていないか)、足が大きく、体格がしっかりしていること、関節が曲がっていないか歩き方や全体のバランスなども併せて確認してくださいね。
ラブラドールは遺伝疾患として股関節形成不全を発症しやすいといわれていますので、親犬や兄弟がどうだったか、健康状態に関して聞けると安心ですよ。
性格面
親兄弟と元気に遊んでいる子や抱きかかえた時にちゃんと目を見てくれる子は、人見知りしづらいと判断できます。
声をかけたり遠くから手を叩いたりしたときに反応するかも重要なポイントですよ。
ラブラドールレトリバーの種類
血統はドッグショーなどで外観を重視される「イングリッシュタイプ」と、作業能力を重視した「アメリカンタイプ」の2種類に分けられます。
足や胴の長さ、鼻の長さも違うので、見た目の印象もかなり違いますよ。
イングリッシュタイプ
1903年にイギリスのケンネルクラブに登録されました。
外見が重視されたタイプで、「がっしりとした体型」「短めの胴」「短いマズル」が特徴的です。
性格は大人しく、穏やかな子が多いですね。
アメリカンタイプ
1917年に初めてアメリカンケンネルクラブ(AKC)に登録されました。
能力が重視されたタイプで、「やや細身の体型」「長い手足」「長いマズル」が特徴的です。
性格はやや神経質な面があるものの、活発な子が多いですよ。
ラブラドールレトリバーを迎え入れる!血統書は必要?
血統書は犬種標準を満たしているかを判断したもので、犬の性格などを保証するものではありません。
ドッグショーや競技会に出すことを考えている人は必要となりますが、血統書がないからといって、犬の能力が劣るわけではないですよ。
親がチャンピオン犬であるなど血筋の良さを求める場合には、付加価値の証明になるのであったほうが良いですね。
迎え入れ先はペットショップ?ブリーダー?里親制度の利用?
ラブラドールレトリバーを迎え入れる方法は、「ペットショップ」「ブリーダー」「里親制度」の3つです。
大型犬ですが、人気犬種のためペットショップで扱っているところも多いですよ。
それぞれにメリットや注意点があるので、ご家庭の事情に合った方法で最愛のパートナーを迎え入れてくださいね。
ブリーダー
親犬や兄弟との関わり方を知ることが出来ますし、遺伝子疾患についても確認できます。購入後に困ったことがあればアドバイスを求めることも出来ますよ。
ただ、ブリーダーの中にはお金儲けだけを考えて無理な交配を行っているパピーミルも存在するため、本当に犬の事を考えて繁殖を行っているかを見極める必要があります。
里親
基本的に無料での迎え入れが可能ですが、条件が設定されている場合もあります。
保健所から引き取る場合は、金銭は発生せず講習を受けてからの引き取りとなりますよ。里親になるための条件もさほど厳しくありません。
保護施設から引き取る場合は、団体が提示する条件をクリアしている場合のみ迎え入れることができます。
ペットショップ
親兄弟やブリーダーの情報がわからないことが、デメリットとしてあげられます。
また、気軽に購入できるが故に、ペットを迎え入れるという事に関して真剣に考える機会がないまま決断してしまう事にも繋がります。
飼育スペースや時間・金銭的な問題を含め、本当に迎えいれることが出来るのかをもう一度考えてください。
自分にあった子を見つけよう!
ペットを迎え入れるということは、最後まで責任を持って面倒を見ることです。
この記事で紹介した選び方も参考にしつつ、最愛のパートナーを見つけて下さいね。