超大型犬まとめ!人気の超大型犬8種を性格や特徴とともに紹介!超大型犬の基準は?

ロットワイラー

犬好きなら一度は憧れる、超大型犬との暮らし。

飼育は容易ではありませんが、きちんとトレーニングをすれば絶大な安心感を与えてくれる頼れるパートナーになってくれます。

今回の記事では、「超大型犬を飼ってみたい!」という人のために、超大型犬の中でも特に人気の犬種を性格や特徴などを交えてまとめました。

超大型犬とは?

ドーベルマン

数ある犬種の中で、一番大型なのが「超大型犬」といわれる種類です。

書籍などによっては「大型犬」「超大型犬」と異なる分類がされていることもありますが、これは超大型犬の定義が体重40kg以上となっているため。

超大型犬の飼育は広い飼育スペースが必要になることはもちろん、長時間の散歩が必要なことや食費がかかることから簡単な気持ちでお迎えすることはできません。

超大型犬にはどんな種類がいるの?

グレートデン

主な超大型犬種

グレートデーン
ボルゾイ
セント・バーナード
ロットワイラー
秋田犬
グレートピレニーズ
土佐犬
ニューファンドランド

超大型犬種の中でも人気の犬種が上記の8種類です。超大型犬の飼育に憧れている人はぜひ参考にして最愛のパートナーを見つけてくださいね。

グレートデーン

グレートデン

原産国 ドイツ
体高 70~80㎝
体重 46~54kg
性格 温厚
忠実

ドイツを代表する犬で、その大きな体を活かしてイノシシ狩りの猟犬として活躍していた犬種です。

猟犬としてはめずらしく、温厚で友好的な性格をしています。ただ、辛抱強い一面があるため、飼い主さんは体調の異常などを見逃さないことが大切です。

ボルゾイ

ボルゾイ

原産国 ロシア
体高 75~85㎝
体重 34~47kg
性格 落ち着いている
好奇心旺盛

類まれな俊足を持ち合わせていることから、オオカミを狩る猟犬としてロシア貴族に愛されてきた犬種です。その美しい立ち姿からショードッグとしても活躍しています。

散歩時など屋外では活発で好奇心旺盛になりますが、室内では落ち着いて過ごすことができる賢さも兼ね備えています。

セント・バーナード

セントバーナード

原産国 スイス
体高 61~70cm
体重 50~91kg
性格 優しい
辛抱強い

冬場、極寒のアルプス山中で遭難者の救助犬として活躍していた犬種です。超大型犬の中でも特に大柄な犬種です。

体は大きいですが、優しく温厚で甘えん坊な性格をしていますよ。

ロットワイラー

ロットワイラー

原産国 ドイツ
体高 61~68cm
体重 45~50kg
性格 落ち着いている
忠誠心が強い

狭いエリアの中で、荷車を引く仕事をしていた犬種です。

とても賢く忠誠心が強い犬種ですが、非常に力が強いためしっかりとしたしつけを行う必要があります。

秋田犬

秋田犬

原産国 日本
体高 61~67cm
体重 35~50kg
性格 忠誠心が強い
頑固

忠犬ハチ公のモデルにもなった犬種です。現在では国内にとどまらず、海外でも広く愛されていますよ。

忠誠心が強い性格をしていますが、闘犬だったころの名残で頑固な一面がみられることもあるため、飼主には一貫したしつけを行えるだけのスキルも求められます。

グレートピレニーズ

グレートピレニーズ

原産国 フランス
体高  65~81cm
体重 50~60kg
性格 警戒心が強い

牧羊犬、番犬として活躍してきた犬種です。

警戒心が強いことから、家畜を狙うオオカミやクマなどを追い払ったり時には戦ったりすることもありました。

鋭い洞察力と自分で考え行動する力を持っているので、きちんとしたしつけを行える飼い主さんに向いています。

土佐犬

土佐犬

原産国 日本
体高 60cm前後
体重 90~91kg
性格 従順
大人しい

闘犬、番犬として活躍した犬種です。

飼い主にはとても従順ですが、ほかの動物や第三者には心を開くことはあまりありません。

そのため、飼主には腕力だけでなく、充分なしつけを行えるだけの強いリーダーシップも求められます。

ニューファンドランド

ニューファンドランド

原産国 カナダ
体高 71cm前後
体重 68kg前後
性格 優しい
フレンドリー

「ニューファン」という呼び名で親しまれている犬種です。

泳ぎが得意で、猟師の仕事の手伝いや水害救助犬として活躍しています。

体は大きいですが甘えん坊な性格をしているので、飼い主さん以外の人や他の動物とも仲良く接することができます。

超大型犬と暮らすために適した環境って?

犬 素材

体の大きさに比例した広い住居スペースが必要

屋外ではなく屋内飼育が一般的になってきていますが、40kg以上の超大型犬と暮らすにはマンションやアパートよりも戸建てが理想的です。

十分な広さがあり、ある程度自由に動き回れる環境でないとストレスの原因になる可能性があります。

広い庭で遊べる場合、逃げ出すことがないよう高い柵の設置、名前を呼んだら必ず戻ってくるようなしつけをしておく必要があります。

必要な運動量が豊富!

狩猟犬として活躍していたりルーツがある犬種が多く、家庭犬としてポピュラーな小型犬よりも必要な運動量が豊富です。

毎日たっぷり散歩する時間を確保してください。確保できないかもしれない場合は、迎え入れるのを諦める判断も必要になります。

休日はドッグランで思い切り走り回れる時間を作ってあげましょう。

健康に過ごせるような配慮

超大型犬の寿命はおよそ10年。10歳を超えると長寿だと言われることも。小型犬の寿命が15年と考えると短命です。

そんな超大型犬と一緒に長く暮らしていくためにも、健康を意識したごはんの選択、定期健診、毎日十分すぎるほどコミュニケーションを取るなどしましょう。

超大型犬は魅力もたくさん

グレートデン10

超大型犬を飼育するにあたっては、飼育する環境や金銭面など飼育を始める前に満たさなければならない項目も多いですが、飼育の大変さ以上にかけがえのないものを与えてくれます。

飼育を考えているのであれば、飼主そしてパートナーとして選んだ愛犬が共に充実した生活を楽しめるように万全の体制を整えてから飼育を始めるようにしてくださいね。

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