骨折や骨肉腫など、犬には気をつけるべき骨にかかわる病気がたくさんあります。犬種によってかかりやすい病気が違いますよ。
この記事では骨折や骨肉腫など、犬が発症しやすい骨の病気の症状や特徴、原因、治療法についてまとめました。
愛犬の健康について悩んでいませんか?
犬を飼っていて、特に健康についての悩みはありませんか?
多くの飼い主様が、涙やけや毛のツヤ、口臭について悩んでいます。
もし同じようなお悩みがあるなら、一度ドッグフードを見直してみるといいでしょう。
例えば、獣医師の94.4%が推奨する無添加ドッグフード『natural one』なら、新鮮な生肉を50%以上使用し、栄養バランスにも気を遣っているので、健康な毛並みを維持することができるでしょう。
目次
犬の骨の病気1. 骨折
病名 | 骨折 |
---|---|
治療法 | 手術、ギプス固定 |
かかりやすい犬種 | トイプードル、ポメラニアン、イタリアングレーハウンド |
どんな病気?
骨折は人間と同じく、骨が折れてしまうことです。日常生活での骨折は前足が多いですよ。
症状や特徴
骨折した箇所は腫れます。足を骨折すると力が入らないので、ぶらんとした状態になります。
指先の骨折の場合は無症状の場合もあります。
発症の原因
大多数の原因は残念ながら交通事故です。次いで室内での高所落下、他の犬とのケンカなど不慮の事故が原因のほとんどです。
また、他の病気で栄養不足になり骨密度が低下することも原因に挙げられます。
治療法・防止策
様子がおかしいと感じたら無理に手当てをしようとせずに病院へ行き、レントゲン検査をしてもらってください。治療法は年齢にもよりますが、手術で骨の位置を戻してギプス固定をします。
愛犬が交通事故を起こさないよう、散歩の際には必ずリードを付けて飼い主のそばを歩かせるようにしてくださいね。
また、タンスの上など高いところには登れないように部屋を対策しておくことが大切です。
犬の骨の病気2. 骨肉腫
病名 | 骨肉腫 |
---|---|
治療法 | 手術 |
かかりやすい犬種 | 大型犬(ゴールデンレトリバー、シベリアンハスキー) |
どんな病気?
骨肉腫は骨髄や骨膜がガン化して、重篤な症状を引き起こす病気です。発症した骨肉腫の8割以上が「悪性」であるといわれます。
また、オスの発症率がメスよりも2割ほど高いです。
症状や特徴
足に硬いコブのようなものができて腫れあがります。徐々に歩きづらくなり、全く歩かなくなることもあります。
ガンなので他の臓器に転移する可能性があり、中でも肺への転移が多いことがわかっています。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
肺に転移が多い理由は、骨肉腫ができる前足から近いからです。肺がんは呼吸器症状や元気消失、運動をしたがらなくなります。
発症の原因
発症の原因は解明されていませんが、骨が太くて大きい大型犬がかかりやすいことは事実です。大型犬と小型犬で原因が違うのではないかという研究もあります。
また、骨折してギプス固定している犬もかかりやすいです。金属が腐食して、金属イオンが骨に流れこむことも、原因のひとつとされています。
治療法
軽症の場合は手術によって良くなりますが、再発の可能性はあります。重篤になると足を切除しなくてはなりません。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
足を切断した場合、車いすの購入を検討してみてください。慣れてくるとお散歩もスムーズに行うことができ、運動量の確保もすることができますよ。
犬の骨の病気3. 股関節形成不全
病名 | 股関節形成不全 |
---|---|
治療法 | 鎮痛剤、手術 |
かかりやすい犬種 | 大型犬(ゴールデンレトリバー、ジャーマンシェパード) |
どんな病気?
太ももの骨と骨盤をつなぐ股関節の形が異常な状態をいいます。親からの遺伝で先天的に発症している場合と、後発性の2パターンあります。
若い大型犬で両足に起こりやすい病気です。
症状や特徴
うまく歩けないので、歩行時に体が左右に揺れたりスキップのような仕草(バニーホップ)をしたりします。
発症の原因
後発性の場合、高いところから飛び降りた衝撃で股関節がズレて発症するケースが多いです。また、生後60日以内に過度の運動をさせると発症しやすいです。
治療法
成長期の場合は痛みを和らげるために鎮痛剤を投与し、安静にして様子をみます。
重症の場合は、骨盤の骨を3箇所切断する外科手術を行います。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
股関節形成不全は遺伝が関係している病気です。極力、繁殖はさせない方がいいでしょう。
犬の骨の病気4. 膝蓋骨脱臼
病名 | 膝蓋骨脱臼 |
---|---|
治療法 | 外科手術 |
かかりやすい犬種 | 小型犬(チワワ、マルチーズ) |
どんな病気?
膝蓋骨脱臼は後ろ足のひざのお皿(膝蓋骨)が脱臼してしまうことです。
症状や特徴
グレードが1~4まであり、症状が重くなるほど数字が上がります。グレード2までは普通に歩行ができますが、3からは骨が変形して脱臼してしまいます。
グレード2以上であれば、獣医さんと相談をして手術を検討しましょう。
放置していても徐々に症状は進行してしまいますよ。
発症の原因
股関節形成不全と同じく、高所からの落下や打撲で発症するケースが多いです。
親からの遺伝で膝蓋骨が変形してしまっていることもあります。
治療法
膝蓋骨を元の位置に戻すための外科手術を施します。
犬の骨の病気5. レッグ・カルベ・ペルテス病
病名 | レッグ・カルベ・ペルテス病 |
---|---|
治療法 | 外科手術 |
かかりやすい犬種 | 小型犬(トイプードル、ウエストハイランドホワイトテリア) |
どんな病気?
太ももの骨と骨盤をつなぐ関節である大腿骨頭が壊死してしまう病気です。大腿骨に血液が届かないことで起こります。治療が遅れると歩行に後遺症が残ってしまいます。
症状や特徴
成長期にいる小型犬がかかりやすく、痛みから足を引きずります。散歩や抱っこを嫌がります。
発症の原因
現時点では発症原因は不明ですが、ホルモンや遺伝が関係していると考えられており、大腿骨頭の血流が悪くなり発症します。
治療法
完治の見込みは薄いですが、外科手術で壊死した大腿骨頭を切除します。
ドッグフード選びに困っていませんか?
無添加の国産ドッグフードにしたいけどどれを選べばいいかわからないという方におすすめなのが「natural one(ナチュラルワン)」です。
natural one(ナチュラルワン)の1か月にかかる平均の食事代は9,400円と、国産ドッグフードと比較して価格が抑えられています。(小型犬を推定)
国産無添加で、食いつきと栄養バランスを追求したドッグフードです。鶏肉や馬肉、魚肉などたっぷりたんぱく質を取ることができ、野菜も豊富に含まれているので、ビタミンやミネラルも摂取できます。
また、保存料、着色料、酸化防止剤、防腐剤、香料、補助剤、グルテン、オイルコート不使用で身体に優しいレシピとなっています。
詳しくは、「natural one(ナチュラルワン)公式サイト」をご確認ください。
犬の骨の病気6. 変形性骨関節症
病名 | 変形性骨関節症 |
---|---|
治療法 | 抗炎症剤投与、併発病の治療 |
かかりやすい犬種 | 小型犬(チワワ、トイプードル) |
どんな病気?
関節が変形し、痛みやこわばりを起こす病気です。「膝蓋骨脱臼」と併発して起こることが多いです。
症状や特徴
痛みから足を引きずったり散歩や階段を嫌がったりします。「捻髪音(ねんぱつおん)」という、関節から異様な音が聞こえることもあります。
発症の原因
原因が2種類あります。1つは老化が原因で、どの犬種にも当てはまります。中・高齢の大型犬に多く見られます。
2つ目は他の骨の病気が原因です。股関節形成不全や膝蓋骨脱臼、レッグ・カルベ・ペルテス病と併発しやすいです。
治療法
抗炎症剤を投与して、食事と運動で症状の緩和をはかります。他の病気と併発している場合は、その病気の治療を行います。
犬の骨の病気7. 前十字靭帯断裂
病名 | 前十字靭帯断裂 |
---|---|
治療法 | 消炎鎮痛剤、外科手術 |
かかりやすい犬種 | ミニチュアダックスフンド、ロットワイラー |
どんな病気?
ひざとももやスネをつなぐ関節である前十字靭帯を痛めて、最終的に断裂してしまう病気です。
症状や特徴
痛みからケンケンしたり足を引きずったりして歩きます。併発して半月板の損傷や関節の変形が起こることもあります。
発症の原因
激しいダッシュや方向転換を繰り返すと起こりやすいです。フリスビー競技をしている犬は特に注意が必要ですよ。
また、怪我や中・高齢の大型犬や肥満犬にも起こりやすいとされています。
治療法
軽症なら消炎鎮痛剤で安静を保ち、重症の場合は外科手術が必要です。
犬の骨の病気8. 関節リウマチ
病名 | 関節リウマチ |
---|---|
治療法 | 抗リウマチ薬を投与 |
かかりやすい犬種 | ミニチュアダックスフンド、シェットランドシープドッグ |
どんな病気?
免疫機能の異常によって起こる関節炎で、主に脚先の関節に起こりやすいです。
症状や特徴
発熱や食欲の低下、関節のこわばりがみられます。小型犬に多いとされ、幼犬期から発症してしまうと重篤化する可能性が高いです。
発症の原因
自己免疫機能が何らかの原因で以上をきたして発症します。主な発症要因などは不明です。
治療法
抗リウマチ薬を投与して症状を和らげます。足への負担を減らすためにダイエットや、超音波治療を行うこともあります。
犬の骨の病気9. くる病
病名 | くる病 |
---|---|
治療法 | ビタミン剤投与、併発病の治療 |
かかりやすい犬種 | 全犬種 |
どんな病気?
体内のカルシウムやリン、タンパク質が不足すると発症します。骨に異常をきたし、3ヶ月未満の幼犬がかかりやすいです。
症状や特徴
関節が腫れて歩かなくなります。骨が細くなって密度が低下するので、骨折しやすくなります。
発症の原因
餌を与えなかったり、栄養のない餌ばかり与えていると発症しますよ。
また、散歩に連れて行かずに日光浴をしていないと発症しやすいです。ビタミンDが不足して、カルシウムを効率よく吸収できなくなるからです。
治療法
ビタミン剤でカルシウムやリンを摂取して経過を観察します。他の病気によって栄養が不足している場合は、その病気の治療に専念します。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
くる病はビタミンDが不足して起こる病気です。くる病は同じ病気で名称が違う骨軟化症という病気もあります。骨軟化症は成熟動物に起こります。ビタミンDが不足しないような食餌を心がけましょう。
犬の骨の病気10. 汎骨炎
病名 | 汎骨炎 |
---|---|
治療法 | 運動制限、鎮痛剤の投与 |
かかりやすい犬種 | ジャーマン・シェパードなどの中・大型犬 |
どんな病気?
地面に足をつけることを嫌がるほどの痛みが生じます。部分的に骨皮質が増幅してしまう病気です。幾つかの骨で同時に発症するケースが多いです。
急激な成長で骨細胞が異常な状態で増殖した結果ではないかとされています。
症状や特徴
発熱や体重の減少、食欲の低下を伴い元気がなくなります。
発症の原因
原因は不明で、親からの遺伝子異常で発症するのではないかとされています。
治療法
運動制限や鎮痛剤を投与して様子をみます。成長にともなって徐々に治るのが一般的ですよ。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
汎骨炎は、自然治癒する病気です。また、痛む箇所が、前足から後ろ足に移動するのも特徴的です。自然治癒はしますが、痛みがひどい場合は獣医さんに診てもらうといいでしょう。
犬の骨の病気、防止する方法は?
10種類紹介しましたが、重篤化すると切除手術しか手がない病気がほとんどです。
とにかく早期発見が治療のカギを握ります。日頃からマッサージなどを兼ねて、愛犬の体の様子を観察しておきます。
不自然な腫れがあったり、片足に力が入っていなかったら骨の病気を発症している可能性があります。また、散歩中に歩き方を見て、おかしくないかどうかチェックしましょう。
異常があった場合は、自分で処置はせずに、すぐに動物病院へ連れていくことをおすすめします。
また、骨折や膝蓋骨脱臼は病気ではないですが、他の病気を併発するトリガーになります。背の高い家具の上には愛犬が登れないようにしておくか、床にはカーペットなどの緩衝材を引いてあげることをおすすめします。
骨の病気は重篤化しやすい
犬の骨の病気は場所によって名前が変わるだけで、症状はどれもさほど変わりません。中には骨肉腫のように他の臓器に転移する難病もありますよ。
犬の病気の症状や原因、治療法、対策は、愛犬家の皆さん全員が知っておくべき知識といえます。
愛犬といつまでも健康に過ごすために…
フード選びが愛犬の健康の鍵!
愛犬が健やかに暮らすためには、毎日の食事がとても重要です。ワンちゃんも私たちと同じように、日々の食事が健康に大きく影響します。適切なフード選びで、病気のリスクを低減し、医療費の負担も軽減できます。
多くの飼い主さんが、愛犬との楽しい時間にお金を使いたいと思っていますよね。そのためにも、毎日の食事から愛犬を守ることが大切です。
慎重にドッグフードを選んで、愛犬が長く健康でいられるようサポートしましょう!
どのドッグフードがベスト?
結論から言えば、総合栄養食で全ライフステージに対応している「natural one」がおすすめです!
「natural one」は子犬からシニア犬まで、あらゆるライフステージで安心して与えられるフードです。
多くのドッグフードはライフステージに応じて選ぶ必要がありますが、「natural one」なら、その手間が不要。ドッグフードを切り替える際のストレスや体調不良のリスクも回避できます。
また「natural one」なら、成長に合わせたフード変更の悩みを解消できます。さらに、AAFCOの基準を満たした総合栄養食なので、水と「natural one」だけで、1日に必要な栄養素をすべて摂取できます。
「natural one」のおすすめポイント
数ある高品質なドッグフードの中で、「natural one」を選ぶべき理由をご紹介します。
①食いつきと栄養バランスが抜群
「natural one」は、97%のペットオーナー様から食いつきが良いと高く評価されています。新鮮な生肉を50%以上使用しているため、嗜好性が高く、ワンちゃんの健康な体作りに最適です。
お肉だけでなく、野菜や果物、雑穀も含まれており、ビタミンやミネラルが豊富です。腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維も配合しており、免疫力の向上に貢献します。
②94.4%の獣医師が推奨
「natural one」は、94.4%※の獣医師が推奨するドッグフードです。食いつきの良さ、厳選した原材料、栄養バランスに優れ、愛犬に安心して与えられます。
③お試ししやすい
「natural one」は、定期購入に縛られることなく、1回だけのお試し購入も可能。さらに、初回割引もあり、お得に試せます。2回目以降も割引が適用されるため、継続がしやすいのも魅力です。